あの人は仕事も家庭も両立できていてすごいな…。それに比べて私は…。
そんな風に他人と比べて落ち込んでしまうことはありませんか?
なかなか自分に自信が持てないと、周りの人と比べて落ちこんでしまうこともありますよね。
でも、大丈夫!
周りと比べて落ち込むのは、まだ本当の自分の価値に気づけていないだけだから。
今回は、周りとの比較で一喜一憂してしまう不安定な競争社会から抜け出して、自分の価値観で自分らしく生きていけるようになるための考え方をお伝えしていきたいと思います。
それではレッツラゴ~!
競争社会とはなんぞや?
ここで言う「競争社会」とは、周りとの比較で自分の価値を上げ下げしてしまう社会のことを指しています。
- あの人より私の方が可愛い
- あの人より私の方が優れている
- あの人より私の方が人気がある
- あの人のように私は仕事ができない
- あの人に比べて私は稼げていない
- あの人のように私は愛情深い母親じゃない
- あの人のように上手に喋れない
などなど。
周りの色んな人と自分を比べて「勝った!負けた!」、そんな気持ちで自分の価値がぐらんぐらんに動き回る世界。
意識しているにせよ、無意識であるにせよそういう勝ち負けや上下でいつも人間関係を見ていくと、めっちゃくちゃ!疲れるんです。
はい、私はそういう競争社会の中にどっぷり浸かりまくっていた女なので、そんな意識で過ごすことがどれだけ自分を疲れさせるのかがよく分かります。
それで、いつから自分が周りと比較し始めていたのかをふり返ると、小学校高学年ころぐらいからだったような気がします。
思春期にさしかかってきた頃ですね。
勉強やスポーツなどにおいて、誰よりも早く走りたかったし、計算ドリルも一番に終わらせたかった。
テストの点数も誰よりも良い点を取りたかったし、誰よりもクラスでできる子で在りたかった。
(中学校まではね)
はい、完璧主義人間への道をまっしぐらに歩んできたんです。
でも、高校、大学と成長していくにつれて周りには色んな人がいて、もちろん自分よりできる人なんて山のようにいるわけなんです。
そんな人達と比べると、自分が何もないつまらない人間のように感じていったんですね。
(その頃から私の自分探しの果てしない旅が始まりました…w)
そもそも、「何かができるできない」で人の価値をはかること自体が間違っている。
競争意識で生きていると、周りの人たちが敵になります。
ほんと楽しくないですww
周りと比べて勝手に競争して自分の価値を上げ下げするのは、全然面白くないしなんにもメリットがないのでもうやめましょう
ということです。
自分の価値が周りの人との比較で決まるなんて、そんな人生イヤじゃないですか?
答えが「YES!」のあなたは、そろそろ自分が本当に大切にしたいことをはっきりさせて、一緒に自分の人生歩んでいきましょ。
「みんな違ってみんないい」世界で自分の価値観持って生きてこ!
競争意識で、自分の立ち位置がぐらんぐらんに揺れ動く不安定な世界から抜け出すには、
1.「みんな違ってみんないい」平らな世界へ行く
2.自分の価値観で生きる
この2つが大切になってくると思います。
一つずつ説明していきますね。
1)「みんな違ってみんないい」平らな世界へ行く
「みんな違ってみんないい」世界は私のイメージの中で、勝ち負けや優劣、上下の世界ではなく、性格や育ってきた環境、目指しているところなど色んなものが違う人たちがみーんな平らなところにいる世界です。
Aさんを見て、
私はなんて愛情が足りない母親なんだ。Aさんはすごいな…
と、自分にダメ出しするのではなくて、
Aさんはこういう愛し方をするんだな、そういう良い面があるんだね。
と、Aさんの良さとして捉える。
「自分とは違う○○なところがあるんだな」
といった感じ。
自分との違いを認めていく世界。自分がダメなんじゃなくて、人それぞれ違う面があるんだな、って気づいて認めていく。
それって優劣や上下の関係ではないんです。
みんな違う人間が平らな世界で、お互い認め合いながら自分の人生を一生懸命生きてる感じ。
その世界に行くためには、日々意識してそういう視点(=みんな違ってみんないい)を持っていくことが必要ですね。
自分の価値が、他人との比較競争の中でぐらんぐらん揺れ動いて生きていた世界より、はるかに気持ちよく生きていけると思います。
誰とも競争しなくていいですからね。
自分は自分でいいんですから!
2)自分の価値観で生きる
2つ目は、「自分の価値観で生きる」ことです。
これはどういうことかと言うと、
自分が生きていく上で、最も大切にしていきたいことを大切にしながら生きていくこと
です。
いわば、「自分軸」で生きていく、と言うこと。
あなたにとって生きていく上で最も大切なこと、大切にしたいことはなんですか?
それをぜひじっくりと考えてみてください。
人によっては、それが「正直」かもしれませんし、「思いやり」「健康」「チャレンジ」「ユーモア」「家族」「誠実」…、などみんな違ってくると思います。
この自分の大事なこと(本物の価値観)を見つけるのに、とても役立つ著書を一冊ご紹介します。
この本は、自己理解の専門家である八木仁平さんが書かれたもので、私自身この本にかなり救われました。
自分が本当に「大切にしていきたいこと(価値観)」や、自分の「好きなこと」、「得意なこと」の3つの視点から本当にやりたいことを見つけていく本なのですが、めちゃくちゃ自分を知るためにおすすめの1冊です。
ぜひ覗いてみてください。
話は戻って、みんな違ってみんないい平らな世界にいて、あなたはそこでどのように生きていきたいですか?
- カフェをやってみたい!
- ピアノを習いたい
- 家族で毎年海外へ旅行したい
- 子どもとの時間を大切に過ごしたい
- 一人時間も充実させたい
- もっと親孝行していきたい
など、やってみたいことがいくつか出てくると思います。
「それじゃあ、何のためにそれをやりたいの?」
「あなたが求めているものは何?」
きっとその答えは、あなたが大切にしていきたいこと(価値観)につながっているはずです。
それを大切にして生きていくことで、自分が嬉しいし、自分の軸でちゃんと自分の人生歩めているから充実した毎日を過ごせるようになります。
ぜひ、あなたが人生で最も大切にしていきたい価値観を見つけていってくださいね。
まとめ
今回は、競争社会から抜け出して自分の価値観で自分らしく生きていくための考え方をお伝えしていきました。
人と比べて一喜一憂する不安定で他人軸な生き方から、他人との違いなんだということに気づいて、自分の大切にしたいことを大切にして自分の人生歩んでいきましょ^^
そっちの方が断然生きやすく、楽しい人生になりますから。
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